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2026/8/25 お知らせ

【フッ素系】超音波洗浄機

当社の強みのでもある、フッ素系の洗浄機でございます。当社では多くのフッ素系洗浄機の製作実績がございます。主に金属洗浄はもちろんのこと、電子部品のプリント基板のフラックス除去などに使用されています。現在は地球温暖化問題の懸念もあり「ハイドロフルオロオレフィン(HFO)」が主流となっております。洗浄力は塩素系や臭素系よりも下回りますが、高い人体への安全性と乾燥力をもつ特徴があります。

対応可能フッ素系溶剤

①ハイドロフルオロオレフィン(HFO)
②ハイドロフルオロカーボン(HFC)
③ハイドロフルオロエーテル(HFE)

フッ素系溶剤のメリット

①毒性が低い。フッ素系溶剤の一番の特徴でもあります。塩素系と臭素系に比べて、ハロゲン溶剤の中で毒性が一番低く、安全性の高い溶剤です。特化則にも該当しないため、比較的取り扱いも容易であります。
②消防法非該当(引火点がない)。フッ素系溶剤には引火点が存在せず不燃性なので、消防法が非該当なため保管量や指定数量が決められていませんので、無制限に貯蔵が可能です。
③蒸留再生が可能。不燃性の液体のため、蒸留再生が可能です。汚れた液を蒸留再生することにより、ランニングコスト削減につながります。
④乾燥が早い。べーパー洗浄により自熱を持たせ、外に出すことにより乾燥性が上昇し、生産効率アップにつながります。

フッ素系溶剤のデメリット

①他の溶剤と比べて、洗浄力が低い。塩素系と臭素系で洗浄力を比較すると、洗浄力が低くかなりの差があります。フッ素系は粘度の高い油の洗浄には不向きなので、粘度の低い少量の油や水切りなどの乾燥工程などでの使用をお勧めいたします。
②価格が高価。塩素系と臭素系を比較するとかなりの差があります。塩素系溶剤の価格1とすると、臭素系はメーカー等によって2~5倍かかり、さらにフッ素系溶剤は5~10倍ぐらいの価格になります。毒性が低いものほど、高価格ということも分かります。

洗浄可能な洗浄物(汚れ)

少量の加工油(非水溶性・水溶性)【加工油・熱処理油・切削油・防錆油・圧延油・引き抜き油・プレス油】

洗浄しにくい洗浄物(汚れ)

①多量に付着している加工油(水溶性・非水溶性)。多量に付着し、粘度の高い加工油などは1度の洗浄だけでは洗浄できず長時間つけ置き等が必要になるため、非常に作業効率や生産性低下を招いてしまいます。こちらに関しては【塩素系】をお勧めいたします。
②バフ用研磨剤。バフ溶剤用研磨剤は超音波を使用しますが、フッ素系では洗浄力が落ちるため、【塩素系】を使用することをお勧めします。
③塗装・接着剤の剥離。フッ素系での剥離は長時間かかるため、【塩素系】をお勧めいたします。

洗浄可能な被洗浄物(材質)

①金属全般【鉄・ステンレス・チタン・アルミニウム・銅・銀・真鍮など】
②プリント基板【フラックスの除去】
③ナイロン系【繊維・MCナイロンなど】

洗浄不可能な被洗浄物(材質)

樹脂・ゴム。溶解を起こし品質に悪影響を与えます。

使用用途

①金属の脱脂洗浄
②プリント基板のフラックス除去
③水洗浄での乾燥工程。フッ素系溶剤は洗浄分野だけでなく水洗浄の乾燥などでも使用されます。基本は水洗浄の乾燥工程ではIPA(イソプロピルアルコール)を使用しますが、引火点が存在し消防法に該当するため、その代替えとしてフッ素系が乾燥工程で使用されます。塩素系などでも乾燥工程での使用は可能ですが、フッ素系が安定性が高く液分解を起こしにくい性質があります。

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