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ホームページをご覧いただきありがとうございます。今回は、フッ素系溶剤について簡単に詳しく解説していきます。これから塩素や臭素から代替を考えてる方や、すでにご使用になられている方も、是非参考にしていただけたらと思います。
フッ素系溶剤のポイント
まずは、この【フッ素系】溶剤を知るために、あらかじめのポイントを2つ説明します。
①フッ素系溶剤のメーカー名、商品名、種類、特徴を知る。
フッ素系溶剤というのは、メーカーが色々とあるので、メーカー名と商品それにどんな特徴があるのか?など、そのような種類を知っていただく必要があります。
②フッ素系溶剤の移り変わり(背景・歴史)を知る
2つ目はフッ素系溶剤のその移り変わりです。どのような歴史があって、今のフッ素系溶剤があるのか?ということを知っておく必要があります。
この2つを抑えていただきたいと思います。
フッ素系溶剤とは?
フッ素系溶剤=フッ素が入っている溶剤
フッ素系溶剤はそのままの通りで結構です。「フッ素系溶剤はフッ素が入っている溶剤」このままの理解で結構です。上記に化学式があるのですが、あくまで、このような化学式でフッ素系溶剤はフッ素がかかわっている溶剤でフッ素が中に入っているという理解で十分です。
フッ素系溶剤の種類(一例)
これは、「一例」ではありますが、工業用洗浄剤として、使われるフッ素系溶剤です。
実務ではメーカー名と商品名の関連性を知ることが重要です。
ここをまずは、抑えておく!!
フッ素系溶剤(加工メーカー)
それ以外に他のフッ素系溶剤のメーカーがあります。それが何かというと、「加工メーカー」です。「加工メーカー」とは、フッ素そのものを製作はしておりません。上記に記載してあるメーカーは、フッ素そのものを製作しているメーカーなので、みなさんがイメージする大きな化学工場で化学合成で製作しているのが上記のメーカーさんです。ただし「加工メーカー」というと、既に液体のフッ素系溶剤があって、それを調合して、自分たちの商品を製作するなど、フッ素系溶剤と他の溶剤を混ぜ合わせて、別の商品を製作をするなど、行うのが「加工メーカー」さんになります。
このような色々な、加工メーカーさんがあります。なので「加工メーカー」と「源流の大元のメーカー」を区別していただけたらと思います。
フッ素系第1回目のまとめ
1、フッ素系溶剤のメーカーや背景(歴史)などを抑えておく
2、フッ素系溶剤のメーカーは「加工メーカー」と「大元のメーカー」がある
3、現在は「HFC」「HFE」「HFO」が使用される
フッ素系の第1回目は以上になります。2回目は特徴や用途などを詳しく解説していきます。他に気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。
【溶剤解説】フッ素系➁ 用途と特徴
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